建築学生による地域活性化団体

空き家改修プロジェクト

学生による地域活性化団体
空き家改修プロジェクト

HAMA PROJECT

浜プロジェクト

「海洋プラスチックを建築に取り入れる」をコンセプトとしたシャワールームを0からつくる。

REMAREとの出会い

三重県鳥羽市で海洋ゴミを集めて再生し、プラスチックのペレットや天板に加工販売している株式会社REMAREの代表取締役・間瀬雅介さん。「2週間という短い期間で学生がどんなことを成し遂げるのか見てみたい」という間瀬さんの思いに、鳥羽設計室から7名の学生が集い、本プロジェクトは始動した。

設計から施工まで完成させるという、本来長期間プロジェクトになるものを2週間ですべて終わらせるという、挑戦的なプロジェクトであった。

0からの始まり

「海を使ったレジャー体験の拠点となるように既存の小屋を取り壊し、新しくシャワールームを建ててほしい」

ただ改修を行うのではなく、既存を解体し0から建てるというという事例はAKP全体でも初めての試みであったため、戸惑いの連続であった。

間瀬さんの紹介で建築家の大野さん・千葉さんのお力を借りし、「海洋プラスチックを建築に取り入れる」という学生たちのアイデアをもとに、模型やモデリングでスタディを重ねながら設計を進めた。

しかし、設計を終え、いざ施工となった時点では、残された時間はあまりに短く、我々の力不足を感じた。

延長戦、開始ー。

2週間の訪問を終え、オンラインでやり取りをし、各自図面制作などを進めた。悔しさ残る学生たちは、大野さんたちに背中を押され、1週間の追加訪問を決行した。急であったため全員とはいかなかったものの5人の学生がもう1度鳥羽を訪れ、REMAREメンバー、千葉さんのサポートを受けながら、期日までに躯体の立ち上げることが出来た。

最終的に現地の大工の方々の協力のもと、完全竣工に至った。

おもひで

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