KODOMO WORKSHOP
子どもワークショップ
こどもから大人へ「灯り」は繋がる。そして、新たな場を創る。
担当
真鶴設計室
まちに、人の心に明かりを灯す
「まちに、人の心に灯りを灯す、とはどういうことか。もう一度考えてほしい。」デビさんにそのような問いを出された。ウオキヨを完成させることでそれを達成することに注力していた私たちは学生として何ができるか、真鶴でもう一度考えることになる。
町民に近づく、町民になる
まず、まちと親しくなること、そして真鶴設計室が真鶴のことを知ることが必要だと考えた。そのために普段、東京近辺で活動する真鶴設計室が施工以外のきっかけでもって真鶴へ訪問することで物理的接点を増やしていくことにした。具体的には、定期的にワークショップやイベントを行うことになった。町の方々にお世話になった恩を学生として何か子どもたちに対して「学び」という形で返していくこともできるワークショップや高齢化の進んだまちに子どもたちの活気をもたらすイベントはまちと真鶴設計室の双方にとって間違いなく意味あるものになる。ワークショップやイベントをしていくうちにまちのリアルな声を聴くことで、まちのひとの願いに対して形にしていきたいという想いが強くなった。
まず、ウオキヨが出来た後、まちの人々が将来どんな真鶴にしたいか、何がしたいか、程度の大小問わず、具体的な意見も、抽象的な意見も知る目的で「ウオキヨポスト」を設置した。(2022年7月中旬~8月末)
そして「学び」を提供するためのワークショップ、ウオキヨを広めていくイベント、まちの子どもたちの意見を取り入れた手持ちでの花火大会を始め、定期的にワークショップとイベントを実行していくことになる。
まちの子どもたちへ、子どもたちを通して子どもたちを見守って下さる周囲の大人の方々へ、真鶴の素晴らしさに気づき、真鶴をより好きになる、そんなきっかけになるようにこれからも模索していく。
ウオキヨポスト
横断幕をつくる様子
成した横断幕
手持ち花火大会
端材を用いたワークショップの様子