建築学生による地域活性化団体

空き家改修プロジェクト

学生による地域活性化団体
空き家改修プロジェクト

KYUOZAWAIIN

旧小澤医院

街の玄関として、真鶴町民と違うところから来た人をつなぐ場所を。

真鶴駅から見える旧小澤医院

15年前までは、真鶴町最初の医院として多くの人々が訪れていた小澤医院。院長であった故・小澤太郎さんは第二次世界大戦中、インパール作戦に軍医として帯同後、真鶴町初めての医院を始めた町医者であった。現在旧小澤医院は、「Pen.」という真鶴町を中心に、空き家の活用などを考える任意団体が運営をしている。

旧小澤医院と真鶴設計室の出会い

任意団体「Pen.」の一員である加藤健介さんと出会い、真鶴設計室が加藤健介さんをはじめとする旧小澤医院をより良いものにしたい方々と一緒に旧小澤医院の活用方法を考えていくことになった。

旧小澤医院の活用方法

現在私たちは、加藤健介さんを中心としたメンバーと話し合いながら、真鶴設計室内で今後の旧小澤医院の活用方法の案を出し合っている。 旧小澤医院は真鶴駅から見える場所に位置しているため、真鶴駅から見て活気があふれているのが伝わるようにしたい。 実測も行い、平面図を含めた具体的な提案を話し合っている段階である。

イベント「スイミーを作ろう」

旧小澤医院活用の第一歩として、「スイミーを作ろう」というイベントを開催。
真鶴の子供達と共に小さい魚を色画用紙で製作し、物語のスイミーのような大きな一つの魚を作るというイベントである。

イベント当日は多くの真鶴の子供達が集まり、スイミーづくりを通じて地域との交流もいっそう深まった。
個性豊かな魚たちによって完成したスイミーはかつての医院の受付奥の壁に飾られており、受付カウンターの枠がまるで額縁のように見え、その中に一枚の絵画のようなスイミーが輝いている。

このイベントでは一匹のスイミーが形になるように、心と心がつながる瞬間があった。
この小さな波が、やがて真鶴の町全体へと広がっていく。
旧小澤医院が、その波のはじまりであり続けるように今後も活動していきたい。
今後のイベントや活動については随時更新していくためお楽しみに。

おもひで

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